USCPA合格までのメモ

USCPAを合格するまでの道のりをブログに書きます。

電子ゴミのゆくえ

パソコンやスマートフォンの普及で電子ゴミの数が増加傾向にあります。今ではタブレット型も家庭で増え、ソフトバンクがイギリスの半導体大手会社のARM社を約3兆3000億円で買収し、今後多くの品物がインターネットで管理されるIoTの社会が推し進められていくでしょう。

 

国連専門機関の国際電機通信連合は2016年に世界で廃棄された電子機器の廃棄(電子ゴミ)の量は約4470万トンで、これらのうち電子ゴミのリサイクルの量は約20%に止まっていると報告書で発表しました。2021年には、同機関は電子ゴミの量は約5520万トンに達するだろうと予測さています。

 

電子機器により我々の生活に多くの選択肢を与え、インターネットショッピングやインターネットでの学習などは、外出する必要もなく、多くのユーザーを満足しています。しかし、電子機器には、人体だけてなく環境にも悪影響を及ぼす鉛や水銀、カドミウムといった有害物質が含まれています。このような電子ゴミの増加は公害を引き起こすことが懸念されており、国際電機通信連合は各国に電子ゴミの規制 とリサイクルの重要性を訴えています。

 

また、使い終わった電子ゴミは開発途上国に流れているケースもあり、有害物質を含んでいるにもかかわらず、処理に困ってそのような国に流れるのは良い徴候だとは思えません。日本は、法改正で電子ゴミの輸出の規制を推し進めている状態です。

 

日本の電子ゴミの量は?

約220万トンの電子ゴミを捨てており、1位アメリカ、2位中国、そして3位が日本となっております。電子ゴミを多く廃棄している分、今後の対策を検討していかないといけません。

 

電子ゴミのリサイクル率を上げるには?

ゴミの処分方法を簡潔にすることでしょう。

パソコンは平成15年10月から「資源有効利用促進法」によりメーカーによる処分とリサイクルが義務づけられ各自治体で処分できなくなりました。厳密にいうとキーボードやプリンター、マウスといった機器は各自治体で処分することができます。

日本人でもややこしいと感じてしまうのに、グローバル社会で多くの人種が混合してくるとゴミの処理を厳密に行うことはさらに難しくなるでしょう。そして、「どこどこの国の人はモラルがない」と不平不満を言ってしまいます。

 

各自の努力でというのは限界があると思うので、ゴミの回収ではなく、ゴミの分別の段階で新しいシステムがあればなーと思いました。

方法はわかりませんが、、、笑