C. ロナウドの新たな試み
レアル・マドリードに所属し、ポルトガル代表FWのクラスティアーノ・ロナルドは実業家の協力の下、南米チリに小児病院を建設する計画が明らかになりました。C. ロナウドの2016年度の年収は約102億円とされ、世界一お金持ちのアスリートとしての称号を獲得しました。ちなみに、2位から5位は下記となります。
2位 レプロン・ジェームス NBA
3位 リオネル・メッシ バルセロナ
4位 ロジャー・フェデラー テニス
5位 ケヴィン・デュラント NBA
ロナウドは、世界一のお金持ちアスリートとして有名ではなく、慈善活動や啓発活動も積極的に行っており、国際NGO「セーブ ザ チルドレン」、「ワールドビジョン」、そして「ユニセフ」の3つの団体でアンパサダーを務めています。そして、今回南米チリの首都サンティアゴで小児病院を建設する予定となっています。
多大なる資金と名誉を獲得し、アンパサダーとして活躍する意図は何なのでしょうか?
【クリーンさ】
お金を多く持っているというと、あまり良いイメージがありません。
悪いことして稼いだとか、銭ゲバという言葉にあるように、お金=クリーンさというのが結びつきにくいでしょう。
しかし、C. ロナウドのような有名人がNPOやNGOのアンバサダーとして就任した場合、彼らのクリーンさが強調されます。世界一のアスリートかつ、お金を持っており、自分の欲求に投資するのではなく、世界の貧困や子どもの教育に目を向けている姿は、多くの人から尊敬と敬愛を得られます。
「自分もお金を持ったら、寄付する!」といってる人は、今のお金でできないので、多くの人は寄付せず、大きな家と車を買うでしょう。
お金持ちであろうと、なかろうと誰かのためにできることは素晴らしいことです。
【自分のため】
一番心の中にスッと入ってくるのは、自分のためにされてることです。
おじいちゃんやおばあちゃんが「お天道さまがみてるからね」とよく言われました。
自分自身のために、誰かに奉仕をすると言われたら、とても納得いきます。誰かに奉仕し、自分自身の成長のためにやっていると言われるととてもかっこいいと思ってしまいます。C.ロナウドはどうか知りませんが、自分自身の成長のために、3つのアンバサダーとして活動されているのかもしれません。
顔もイケメンで内面もイケメンなC. ロナウド!!
神は二物を与えずと言われますが、神からサッカーという一物を与えられたロナウドが二物も三物を生み出したのでしょう。